
計るだけで痩せる?
そんなうまい話…いや、騙されたと思ってまずは読んでください。
NHKの「ためしてガッテン」で紹介された“計るだけダイエット”。
字面だけみると「よくある記録するダイエットでしょ?そんなの三日坊主で終わるよ」って感じですが、どうやらそうでもないらしいんです。
自分の体を知れば脂肪が落ちる? |
そんなに簡単に痩せるんだったらみんなやってる…って感じですが、でも実際、“計るだけダイエット”で効果が出た人がたくさんいるそうです。
NHKの「ためしてガッテン」で放送された後、体験して記録し続けている人もいます
https://hh.pid.nhk.or.jp/health/diet/index_before_login.html
今回は、そんな“計るだけダイエット”で成功するやり方と、実際の効果についてご紹介していこうと思います。
1、どうして計るだけで痩せることができるの?
まずは「どうして計るだけで痩せることが可能なの?」ということですが、“計るだけダイエット”は、そもそも「自己評価管理法」という生活習慣病の治療法が元になっています。
高血圧や肥満症の患者さんが、自分の体を管理するために記録していく治療法です。
毎日記録することによって、「何がいけなかったのか」を知ることができ、徐々に生活を改善していけるのです。
数字で見るとはっきりわかる
体重計に乗ると、数字になってはっきり結果を見ることができます。
確かに、排泄や水分摂取などで若干の誤差は出ると思いますが、長期間記録していくと、その変化に自分の生活習慣が現れてきます。
たとえば、お酒を飲んだ翌日は体重が増えている。昨日は友達とランチに行ってたくさん食べたから増えた。
1週間、忙しくて全く運動ができなかったから増えた。逆に、仕事であちこち歩き回っていたから体重が減った、など。
どうすれば自分の体重が増え、どうすれば減るのか。
実は、人によってこのパターンは変わります。
なぜ太っているのか、という原因がそれぞれ違うからです。
「〇〇食べるだけダイエット!」などを始める前に、まずは「自分の体を知ること」が大事。
そのため、様々なダイエットを始める前の段階で、計るだけダイエットに挑戦してみると「今の自分の体」を知ることができます。
計るだけダイエットの方法
では、計るだけダイエットは具体的にどんなことをすればいいのでしょうか。
- 1、体重は1日2回計る
- 2、グラフに記入する
- 3、1日-50~100gを目標とする
というシンプルなものです。
1日2回測定するので、朝起きてすぐと寝る前に測定するのが望ましいでしょう。
なるべく同じ服装がいいので、この場合パジャマで測定することになりますね。
数字だけ記入すればいいや、という人もいるかもしれませんが、グラフにして目に見える形にしておくことも重要。
どんどん減っていくと、モチベーションが保たれるからです。
また、「今日1日で1kg減らすぞ!」なんてやると長続きしません。
長期的に見て、全体的にマイナスであれば合格…というように、ゆったり行うのが良いでしょう。
また、計り忘れることもたまにあると思いますが、それを責めて落ち込まないことも大事です。
成功している人はいるの?
計るだけダイエットを実際に試してみて成功した!という人は、ブログなどでその様子を公開しています。
見ていると、やはり長期的に継続したほうが成功する事例が多いです。
1ヶ月や2ヶ月では結果を求めず、年単位で行った方が緩やかに確実に痩せていくようです。
また、無理なく痩せたほうがリバウンドもないようです。実際に成功した人の記事がこちら。
http://cafe.76bit.com/lifestyle/diet/2440/
2、体重を測定し続けると何が変わる?
「毎日計ってるけど、何か変化するの?」このダイエットは「計るだけ」なので、ほかのアプローチがないと思いきや、そうではありません。
計ることによって、考え方に変化が出てきます。
体重が減ると楽しくなってくる
計るだけダイエットの一つ目のコツが「ゲーム感覚」です。
たとえば、1週間計り続けて、ちょっと体重が減ってきているのを実感すると、「もしかしてもっと減るかも?」と思います。
すると「いつも買い物には車を使ってたけど、歩いていこうかな」とか、「仕事に行く前にスクワットしようかな」などと思うようになります。
ダイエットは、このような小さな積み重ねが大事です。
グラフ表示にすると、この「自分の体重グラフが右肩下がりになってくる」ということが快感になっていきます。
一口のお菓子を我慢したり、寝る前の一杯を我慢できるきっかけとなるでしょう。
言い訳や気持ちもメモに残して
また、たとえばちょっと体重が増えると嫌な気持ちになりますよね。
もうグラフを見たくない!と思ってしまうかもしれません。でも、ちょっと待ってください。
そんなときこそチャンスです。
もし「今日は食べ過ぎてしまった…反省」とか「どうして体重が減らないの?」とか、そのときの言い訳や辛い気持ちも、是非メモに残して欲しいのです。
このメモこそが痩せるヒント。
女性ならホルモンバランスによって体重が減らない時期もありますし、男性も飲み会が続いたときなどは、体重が減らない原因がわかっているので、それらはある意味「ノーカウント」にできます。
また、睡眠時間やその日の気分も体重に大きく影響する場合があるので、気がついたことがあったら、どんどん一言メモとして残しておくようにすると、自分の体が痩せていくヒントとなるでしょう。
継続していくためのコツ
「三日坊主だから続かないかも」と思う人もいるかもしれませんが、そうならないためのコツがあります。
まず、体重計はわかりやすい場所におき、目に付く場所に記録用紙を貼っておくことです。
さらに、「食べ過ぎてしまったとき」の調節は、夕食で行います。
「昼にラーメン食べちゃった」というときは、夕飯を少なめにすると体重に響きません。
癖になってしまえば、なんでもないので、毎日のサイクルの中に上手に組み込んでいきましょう。
3、計るだけダイエットに必要なアイテム
計るだけダイエットに必要なアイテムがあります。
すでに家にある場合は、それを使用しましょう。
ない方は、性能が良くて価格も控えめなものを購入しましょう。
体重計を用意する
まずはなんと言っても体重計です。
できればデジタルで、50g単位で計測できるものがいいと言われています。
また、BMIや体脂肪率も表示される体重計がありますので、自分にあったものを探してみましょう。
記録用紙を用意する
NHK「ためしてガッテン」で用意された“計るだけダイエット”専用の用紙があります。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/pdf/dietcal_a3mono.pdf
こちらに書き込んでもいいですし、自分でノートなどにグラフを作ってもいいかもしれません。
また、様々なサイトでこの用紙に似た記録用紙エクセルものを配布しているので、プリントアウトして使ってみましょう。
ダイエット記録アプリを利用する
ほかにも、「紙に書くよりアプリの方が便利」という人には、体重を記録するアプリがあります。
たとえば、こちらのアプリ。
https://itunes.apple.com/jp/app/becalendar-shouserukarenda/id658154269?mt=8
体重を記録すると自動的にグラフに変換。カレンダーで管理できます。
カロリーも管理できて便利なアプリです。
最後に

「すぐに2kg痩せる」とか、「1週間で-〇kg」みたいな、スピード感がないだけに、派手さがないダイエット法です。
ただ、それだけゆっくり確実に体重が減っていくため、5年後、10年後の体型を見据えた時に、「うさぎとかめ」のお話のように「地道に続けてる方が勝つ」のかもしれません。
食べ過ぎも飲みすぎも、体重になって現れます。
自分の生活を鏡に映して見るように、ここは覚悟して長い目で“計るだけ”をしてみませんか?


福永知世

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